札幌市交通局は25日、札幌市電の新型低床車両の愛称を「ポラリス」に決めたと発表した。
愛称は今年7月11日から約1か月間公募され、2242件の応募があった。そのうち、北極星を意味する「ポラリス」が選ばれた。北の空の中心にあり、三重連星である北極星と、北の中心都市、札幌市で走る3両編成の新型低床車両という共通点があることなどが選定理由。愛称選定委員会が8月19日に決定し、25日に開催された「2013市電フェスティバル」で発表された。
新型低床車両「ポラリス」は、札幌市電(一条線・山鼻西線・山鼻線)で、5月に臨時便として運行を開始後、6月から通常ダイヤで運行を始めた。白と黒を基調とした外観で、窓側のサイドテーブルなどに道産の木材を使用しているのが特徴。