JR東日本は12日、総武線、京葉線、常磐線に防風柵(さく)を追加設置すると発表した。強風時の運転規制を減らすのがねらい。
防風柵を新たに設置するのは、京葉線が新習志野~海浜幕張間の浜田川橋りょう、総武線が平井~新小岩間の荒川中川橋りょうと小岩~市川間の江戸川橋りょう、常磐線が金町~松戸間の江戸川橋りょう。使用開始目標は、京葉線が2013年度、総武線が2014年度、常磐線が2015年度としている。
京葉線では、2012年10月末に、それまでの橋りょう部6か所の防風柵に加え、潮見~葛西臨海公園間と二俣新町~南船橋間の高架橋や橋りょう部に防風柵が設置された。千葉支社によると、防風柵の整備により、京葉線の運転見合せ時間は約9割、速度規制時間は約7割減少したという。