JR北海道は13日、海峡線(中小国~木古内間)の竜飛海底駅、吉岡海底駅、知内駅の営業を終了すると発表した。
3駅の営業終了は、北海道新幹線開業に向けた工事などが理由で、終了予定は2014年3月。海峡線の4つの途中駅のうち、残るのは津軽今別駅のみとなる。
営業を終了する3駅は、1988年3月の青函トンネルの開業に伴って開設された。竜飛海底駅と吉岡海底駅はトンネル内にあり、避難・保線用として開業。知内駅は、新湯の里信号場を1990年に営業駅化のうえ改称した。3つの駅は四半世紀で歴史を終えることとなる。
竜飛海底駅は見学者専用駅となっており、下車するには「竜飛海底駅見学整理券」の事前購入が必要。今年11月10日までが見学期間で、期間終了後は事実上の営業終了となる。吉岡海底駅は2006年から営業を休止中で、現在は臨時駅になっている。