東京メトロは19日、11月に銀座線と丸ノ内線、12月に東西線でダイヤ改正を行うと発表した。
銀座線と丸ノ内線は、平日朝ラッシュ時に一部列車の運転区間を延長し、浅草~上野間で約5往復、新宿~荻窪間で1往復増発する。また平日の夜間・深夜時間帯にそれぞれ約3往復増発する。土休日の朝時間帯も浅草~渋谷間で3往復、池袋~新宿間で5往復を増発し、運転間隔の短縮と両線の赤坂見附駅での接続改善を行う。さらに丸ノ内線では、平日の最終列車の繰り下げも実施。荻窪駅の最終列車到着時刻を0時36分とし、JR中央線との接続を改善する。両線のダイヤ改正実施日は、2013年11月1日(金)。
東西線では、平日の朝時間帯に一部列車の運転区間を延長し、西船橋~東陽町間で西船橋駅発を2本増発。平日深夜時間帯に2往復の増発を行う。また、東陽町駅までの最終列車を妙典駅へ区間延長し、時刻を繰り下げる。東西線のダイヤ改正実施日は、2013年12月2日(月)。
最終列車の繰り下げは、今年7月末に国土交通省、東京都、東京メトロの3者で開催した「東京の地下鉄の運営改革会議」の初会合で検討されていた。今回のダイヤ改正で一部が実現することになる。