首都圏新都市鉄道(TX)は9月30日、早期地震警報システムの運用を開始すると発表した。運用開始日は2013年10月1日(火)。
早期地震警報システムでは、つくばエクスプレスの秋葉原~つくば間(58.3キロ)に7.5~15キロの間隔で5つの地震計を設置、運用し、初期微動の観測と分析によって、震度4以上の揺れが予測される場合に警報を発する。
同社は、早期地震警報システムの導入によって、つくばエクスプレス沿線付近を震源とする地震が発生した場合において、気象庁の緊急地震速報を受信するよりも早く列車の緊急停止措置を行うことが可能となり、被害を軽減できるとしている。