JR東日本盛岡支社は18日、釜石線などで運行予定の仮称「SL銀河鉄道」について、釜石駅構内に新設するSL検修庫のデザインを決定したと発表した。
SL銀河鉄道は、蒸気機関車C58 239号機を復元し、けん引させるSL列車。SLの車両基地は、盛岡駅と釜石駅に設け、それぞれ転車台や検修庫などを整備する。今回発表されたのは、釜石駅構内に新設するSL検修庫のデザインで、釜石線の愛称「銀河ドリームライン」をモチーフとする色彩を基調に、星が輝く銀河をイメージした装飾とする。完成時期は、2013年11月末ごろの予定。
釜石駅のSL車両基地は、現在の釜石線営業所(旧国鉄釜石機関区)に設置。同所には現在、車両の配置はないが、転車台が残っており、臨時のSL列車などで使われている。検修庫は、転車台の付近に新たに設けられる。