JR東日本水戸支社は18日、常磐線南中郷駅の駅舎を改築すると発表した。
改築は、現駅舎の老朽化にともなうもので、設計コンセプトは、「街と駅をゆるやかに繋ぎ、親しみの空間を演出」。木造平屋建てで、ゆるやかに傾斜をつけた屋根と、屋根がつくるひさしが特徴。約22平方メートルの待合スペースを設け、親しみをもって駅での時間を過ごしてもらうとしている。工期は、2013年11月から2014年3月までの予定。
南中郷駅は、茨城県北茨城市の南部に位置する駅で、1910年3月に開業。1897年開業の高萩駅、磯原駅のほぼ中間地点に設置された。2012年度の1日平均の乗車人員は633人となっている。