熊本市交通局は28日、熊本市電に来春導入するICカード乗車券の名称を、「でんでんニモカ」に決めたと発表した。
愛称は今年9月に公募され、979件の応募があった。そのうち、応募数58件で2番目だった「でんでんニモカ」に決定。「いつでん(いつでも)、どこでん(どこでも)、市でん(電)に乗って出かけよう」という意味を込め、選んだ。最多は106件の「くまモンニモカ」だったが、くまモンは特定商品の名称に使えないため、見送られた。
「ニモカ」の前に来る文字は、漢字、ひらがな、カタカナ、英数字で4文字以内というのが募集条件で、他の愛称では、「熊電ニモカ」「ひのくにニモカ」などの応募があった。
でんでんニモカは、西日本鉄道などを中心に利用できる「ニモカ」のシステムを使用。サービス開始時期は、2014年3月を予定している。