近畿日本鉄道は10月28日、新型観光特急「しまかぜ」用50000系を増備すると発表した。
増備するのは50000系1編成(6両)で、2014年秋に運行を開始する。新たに、京都~賢島間で「しまかぜ」の運行を計画しており、現在の大阪難波~賢島間と近鉄名古屋~賢島間とあわせて、50000系全3編成で運用する。新たな車両投資額は約15億円。
「しまかぜ」は、伊勢神宮の式年遷宮にあわせて、今年3月に運行を開始。連日ほぼ満席の状態が続いており、京都や奈良からの運行を求める声もあがっていたという。
京都~賢島間の運行計画では、京都駅を10時ごろ、賢島駅を14時50分ごろに出発するダイヤとし、片道の所要時間は約2時間50分。途中、近鉄丹波橋駅、大和西大寺駅、大和八木駅などに停車する。運行日などの詳細は、今後決定する。