くま川鉄道は8日、新型観光列車「田園シンフォニー」を2014年3月15日から運転すると発表した。
田園シンフォニーは、新型車両を使った観光列車で、人吉温泉~湯前間を1日1往復する。車内では観光案内やワゴン販売、記念写真撮影などのサービスを提供し、下り列車では途中の川村駅やあさぎり駅などで周辺散策ができる停車時間を設ける。上り列車の自由席を利用する場合をのぞき、乗車するには300円の指定料金が必要。運転開始日は3月15日(土)で、2月15日(土)の10時から予約を受け付ける。
田園シンフォニーで使用する新型車両は3両編成で、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけた。車両テーマとして「冬」「秋」「春」を設定。外装は、冬が茶、秋が赤、春がベージュで、内装は田園のイメージにあわせて木調とした。新型車両は、3月8日(土)に運転を開始し、観光列車以外の普通列車としても運用する。