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北大阪急行、新型9000形来春導入

2013年12月11日(水)18時3分

新型車両9000形(イメージ)
新型車両9000形(イメージ)

北大阪急行電鉄は11日、通勤用新型車両として、9000形「POLESTAR II」を2014年春に導入すると発表した。

新型車両は、「やすらぎ」と「省エネルギー」がテーマ。通勤用車両としては初めてという、色と明るさを調整できるLED照明を車内照明に採り入れ、「やすらぎ空間」を演出する。また、密閉性を高めた主電動機などにより、車内外の騒音を減らす。照明機器は前照灯などを含めてすべてにLEDを採用し、全体で従来の車両に比べ25パーセント以上の省エネルギー化を図る。

安全面では、車体台枠の強度を向上させるほか、座席端の仕切り板の大型化、座席シート中央への握り棒の設置を行う。バリアフリー面では、車両の低床化によりホーム段差を縮めるほか、車いすスペース、転落防止幌、運行案内表示器などを設ける。

新型車両の形式名は9000形で、愛称は「POLESTAR II」(ポールスターツー)。1986年にデビューした8000形「POLESTAR」(ポールスター)10両7編成の後継車両として、10両1編成が来春デビューする。デザインは、8000形から一新し、無塗装ステンレスを用いたうえ、先頭部に立体感を持たせる。内装は、木目調の化粧板、ゴールデンオリーブ色のシートを使い、同社車両の伝統を引き継ぐ。

2013年12月11日(水)18時3分更新
 

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