東武鉄道は17日、東武野田線に愛称を導入すると発表した。路線愛称名は「東武アーバンパークライン」で、導入日は2014年4月1日。
「東武アーバンパークライン」の愛称は、アーバン(都市)とパーク(公園)を組み合わせた造語から命名。都心に向かう通勤・通学路線との乗換駅が複数あることに加え、身近に自然を感じられる公園などが多く点在すること、また野田線が東京近郊のベッドタウンを結ぶ路線として都市間輸送を担っていることから名付けたという。
路線愛称は大宮~船橋間の野田線全線に導入され、各駅の案内表示、路線図、運賃表のほか、各車両の車内案内表示器、車内自動放送などで使われる。
東武鉄道では、伊勢崎線の浅草・押上~東武動物公園間の愛称として、2012年3月から「東武スカイツリーライン」を使用している。同社は、愛称の導入により、沿線価値の向上を目指すとしている。