JR東日本は18日、新津車両製作所の車両製造事業を同社完全子会社の総合車両製作所(J-TREC)に移管すると発表した。実施日は、2014年4月1日。
JR東日本は1994年から新潟市の新津車両製作所を運営し、車両の製造事業を行ってきた。しかし、2012年に総合車両製作所が同社の完全子会社となったことにより、グループ内で車両製造事業が重複する状態となっていた。来春から、総合車両製作所に資本を集中させることにより、海外に向けた競争力を同グループ全体で高める。
今回の移管にあたっては、JR東日本を分割会社、総合車両製作所を承継会社とする会社分割により、実施する。権利、義務、負債のほか、新津車両製作所の建屋、固定資産、製造中の車両も引き継がれることになる。
JR東日本の新津車両製作所は、来年4月以降、総合車両製作所の新津事業所になるとみられ、出場する新型車両の銘板も総合車両製作所のものになる。