JR東日本は19日、自動券売機や自動改札機などを遠隔操作するシステムを、首都圏の18の駅に導入すると発表した。2014年2月から順次導入する。
導入駅は、東京駅(京葉地下八重洲口と丸の内地下南口)、田端駅(南口)、大久保駅(南口)、王子駅(南口)、町田駅(ターミナル口)など、18駅19か所の改札口。
駅遠隔操作システムの導入により、自動券売機(多機能券売機)、自動改札機、自動精算機などの状態監視、遠隔操作のほか、備え付けのインターホンでの問い合わせにも対応する。自動精算機付近にはインターホン付き券面確認台を新たに設け、乗車券類の券面を係員が遠隔で確認、案内する。
システムは、早朝時間帯を中心に稼働させ、改札口の係員を不在にする。これまで係員がいない時間帯は利用できなかった東京駅丸の内地下南口や田端駅南口、大久保駅南口、王子駅南口も、システムの導入により、初電から終電まで使えるようになる。2014年2月2日、横浜線の片倉、八王子みなみ野、相原の各駅で導入した後、3月9日までの毎週日曜日に順次導入する。