東京都交通局、東京メトロ、小田急電鉄は20日、深夜時間帯などのダイヤ変更を2014年3月15日(土)に行うと発表した。
東京都交通局は、都営地下鉄三田線と大江戸線で最終列車を繰り下げる。三田線は、西高島平駅から白金高輪駅方面の最終列車を現行より13分、白金高輪駅から新板橋駅方面を同7分繰り下げ、それぞれ1本増発する。大江戸線は、現行の都庁前駅発清澄白河駅行きを延長して最終列車を12分繰り下げ、汐留、六本木方面の利便性を高める。
東京メトロは、半蔵門線と南北線で平日に最終列車の繰り下げなどを行い、千代田線と副都心線で増発を行う。半蔵門線は、現行の最終列車の運転区間を延長し、押上駅行きと清澄白河駅行き最終列車を14~17分繰り下げる。また、押上駅発水天宮前駅行きを、現行の最終列車後に1本設ける。南北線は、赤羽岩淵駅行き最終列車を鳩ヶ谷駅行きに、駒込駅行きを赤羽岩淵駅行きに変更し、最終列車の時刻を12~14分繰り下げる。反対方面では、駒込駅行きを市ヶ谷駅行きに区間延長するほか、駒込駅行きを1本増発し、最終列車を11~14分繰り下げる。南北線では、平日朝に赤羽岩淵~王子神谷間、目黒~白金高輪間の増発も行う。千代田線では、日中時間帯の綾瀬~代々木上原間の運転間隔を6分から5分にするほか、北綾瀬~綾瀬間の運転間隔を日中、夜間とも約15分から約10分に縮める。平日の8時台、土休日の夕方の増発も行う。副都心線では、平日の6~7時台に新宿三丁目~渋谷間で2往復増発する。
小田急電鉄は、小田原駅を平日の7時台に発車する新宿駅行き急行列車を快速急行に変更し、所要時間を4分短縮する。また、平日の朝時間帯では、唐木田発の千代田線直通急行と新百合ヶ丘駅行き急行を各1本増発するほか、多摩線全駅の10両ホーム化にあわせ、同線を走る各駅停車の10両化などを行う。土休日は、23時台の特急ロマンスカー、0時台の準急を増発する。