JR東日本盛岡支社は6日、大船渡線に「トレインロケーションシステム」を導入すると発表した。1月14日(火)から運用する。
導入するトレインロケーションシステムは、リアルタイムで各列車の現在位置や遅延時分の情報を提供するシステム。駅に設置したモニターに表示するほか、スマートフォンや携帯電話などから、インターネット上の専用ページにアクセスすることで、閲覧できるようにする。モニターは、大船渡線の列車運転区間(一ノ関~気仙沼間)の全14駅に設置。14日の始発列車から運用を始める。
同線のうち気仙沼~盛間は、東日本大震災の影響で列車は運行しておらず、仮復旧として、バス高速輸送システム(BRT)による輸送が続いている。ロケーションシステムは、BRT区間では2013年3月に導入されている。