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観光車両「越乃Shu*Kura」、5月にデビュー

2014年1月27日(月)18時31分

「越乃Shu*Kura」(イメージ)
「越乃Shu*Kura」(イメージ)

JR東日本新潟支社は24日、新潟の酒や酒蔵をモチーフとした新しい観光列車「越乃Shu*Kura」(こしのしゅくら)を導入すると発表した。運転開始日は、2014年5月2日。

越乃Shu*Kuraは、キハ40・48形気動車3両をリニューアルして使用する。地酒で名高い新潟の「酒」をコンセプトとし、4月からの「新潟デスティネーションキャンペーン」にあわせて導入する。名称は、「越後の酒蔵と豊かな自然」をイメージしており、越後の「越乃」、酒の「Shu」、蔵の「Kura」を組み合わせて命名。「*」は米・雪・花を表している。

車両外観は、日本の伝統色で「藍下黒(あいしたぐろ)」と呼ばれる青みを帯びた黒に、白を組み合わせ、「凛とした新潟の風土」を表現する。

1号車は旅行商品専用車両とし、窓向きに設置された2人がけの「展望ペアシート」、大きな仕切りで2人用に区分された「くつろぎペアシート」、4人席でテーブル付きの「らくらくボックスシート」を設置する。2号車はイベントスペース、サービスカウンター(売店)、酒樽をモチーフにしたスタンディングテーブル(立席)を設け、3号車はリクライニングのできる通常座席とする。1号車と3号車の運転台後方には、フリースペースを設ける。定員は計70人で、全車指定席。車内サービスの詳細は、新潟の酒や食などにゆかりのあるコーディネーターの提案をもとに決め、2月下旬に公表するとしている。

同車両の運転開始日は5月2日(金)で、当面の運転日は5月、6月の金曜日と土休日。主に快速「越乃Shu*Kura」として高田~十日町間で運転するほか、快速「ゆざわShu*Kura」として高田~越後湯沢間でも運転する。途中、日本海に一番近い駅といわれる青海川駅では停車時間を設け、日本海の眺望を乗客に楽しんでもらえるようにするという。

2014年1月27日(月)18時31分更新

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