JR東日本長野支社は28日、小海線の清里駅と野辺山駅で発売している「JR最高地点乗車記念乗車券」について、2014年2月末で発売を終えると発表した。
最高地点乗車記念乗車券は、JRで最も標高が高い地点(1375メートル)が小海線の清里~野辺山間にあることから、同区間の乗車券を清里駅と野辺山駅で発売しているもの。価格は各180円。サイズは名刺よりもやや大きめで、両駅で切符に印刷されている写真が異なる。近年、両乗車券の利用が減少していることから、同社では発売終了を決定。発売は、2月28日(金)の各駅窓口終了時刻までとし、それより前でも在庫がなくなった場合は発売を終了する。両駅で発売している「来駅記念入場券」(各140円)は、引き続き発売する。
小海線は、野辺山駅の1346メートル、清里駅の1274メートルをはじめとして、標高が高い駅が多く、ロープウェイ、ケーブルカーを除く日本の鉄道駅では、標高が高い上位10駅のうち1位から9位までを占める。