JR西日本は7日、大阪環状線の車両運用を変更し、朝の通勤時間帯の一部時間を3枚ドアの車両に統一する実験を行うと発表した。
試行期間は、2014年2月17日から21日まで。3枚ドア車両に統一する時間帯は、17日と18日が大阪駅発7時46分から8時11分までの8本の外回り列車、19日と20日が同8時0分から8時28分までの9本の内回り列車、21日が同7時51分から8時5分発までの5本の外回り列車と7時57分から8時11分までの5本の内回り列車。
大阪環状線は、4枚ドアの201系、103系の他に、大和路線や阪和線との直通列車で、3枚ドアの225系、223系、221系の車両があり、ドアの枚数が混ざって運行している。同社では、「大阪環状線改造プロジェクト」の一環で、2017年度までに同線に新型車両を投入することにしており、今回の試行の結果を、新型車両のドア枚数を検討材料にする。