4月18日~20日、幕張メッセにて「駅と空港の設備機器展」が開催された。技術系の展示会「TECHNO-FRONTIER 2018(テクノフロンティア)」の一環として行われたもので、今回が3回目の開催となる。発車標や多言語拡声装置など、駅などでの採用が見込まれる製品が展示された。
鉄道設備機器の大手メーカーである京三製作所は、発車標などを展示した。
パーテーションや案内掲示物などを製作するテラモト。同社は、駅で使用されるゴミ箱やベンチなどを展示した。
エジソンハードウェアは、非常用多言語拡声装置「MegaSpeak」を出展した。
カメラなどで知られる富士フイルム。同社の関連会社である富士フイルム イメージングシステムズは、広角度反射フィルムなどの印刷物を展示した。
配電機器や鉄道・交通信号機材などを手掛ける篠原電機は、大型曲面ビジョンなどを展示した。
鉄鋼産業設備などを製造する韓国企業、SKD HI-TEC。同社は、ロープスクリーン式のホーム柵も製造している。実物の展示は無かったものの、プロジェクターにて採用例を紹介していた。
駅と空港の設備機器展の会場となった幕張メッセでは、共催として「国際ドローン展」や「AI/IoT活用技術展」、「メカトロニクス技術展」などが開かれた。どの分野も先端技術を扱うもので、特に国際ドローン展では、ドローンの飛行デモンストレーションが実施されるなど、注目を集めていた。