6月9日・10日、横須賀駅などで「よこすかYYのりものフェスタ」が開催された。JR東日本のほか、京急グループや神奈川県に縁のある鉄道、さらには自衛隊など、さまざまな乗り物関連団体が出展するイベント。梅雨に突入しながらも夏晴れとなった、6月9日のイベントの模様をお伝えする。
JR東日本は、横須賀駅で伊豆急行2100系「リゾート21」の「黒船電車」を展示した。普段は熱海~伊豆急下田間などで運転される黒船電車だが、よこすかYYのりものフェスタでは展示車両として登場することが多い。近年はリゾート21を使用した東海道線発着の列車が減っていることもあってか、入場口では親子連れを始め多くの参加者が列を作っていた。
横須賀駅に隣接する保守基地では、マルチプルタイタンパーの作業実演など、保守作業関連の機材展示・実演が行われた。軌道自転車や軌陸車での体験イベントは、普段乗れない乗り物ということもあり、こちらも多くの参加者が列を作った。
横須賀駅ではこの他にも、E233系モックアップ展示や駅長制服撮影会、プラレールの展示などが開催された。
横須賀港に面するヴェルニー公園。こちらでは、鉄道各社のブース展示やグッズ販売、JR東日本によるミニ電車の乗車体験が開催されていた。
鉄道以外にも乗り物が集まるよこすかYYのりものフェスタ。会場では、京浜急行バスの車両などが展示されたほか、海上自衛隊横須賀地方総監部も公開。海上自衛隊のヘリコプターとあわせ、陸海空全ての乗り物が集合したイベントとなっていた。