撮影から帰ってきた中井先生と楽人くんとひな乃ちゃん。今日撮影した写真はエプソンEP-802Aを使ってプリントして楽しむ。EP-802Aは本体の液晶画面を見ながら写真を選ぶだけで簡単にプリントが行えるのが魅力だ。
撮影から帰ってきた中井先生と楽人くんとひな乃ちゃん。今度はおうちで今日撮ってきた写真をプリントして楽しむつもりのようだ。中井家で家族が愛用しているのはエプソンの『マルチフォトカラリオ EP-802A』だ。中井先生自身の作品作りはハイエンドプリンター「PX-5002」で行われるが、家族で写真を印刷したり、ネットから落としたクーポン券などはこの「EP-802A」の方が使いやすい。さらにEP-802AはPCなしでもプリントが楽しめるため、子どもと一緒にプリンターを使いながら撮影したデータをそのままプリントするのが中井家のスタイルだ。このEP-802Aには、マスストレージ対応のUSBポート、CF/SDカード、メモリースティックスロットが搭載されているため、撮影したメモリーカードをそのまま挿入するだけでプリントが楽しめる。今日撮影した写真は帰りの電車で中井先生がエプソン「P-7000」に3人分のデータをバックアップしているので、USBポートにエプソン P-7000を接続し、P-7000から写真データを読み出してプリントするようだ。
さっそくエプソンの写真用紙クリスピアを入れて印刷開始。本体の液晶画面を見ながら写真を選ぶだけで簡単にプリントが行えるのがEP-802Aの魅力だ。下の写真は楽人くんとひな乃ちゃんが楽しくお絵かきをしているように見えるが、実はコレ、写真に合成する文字と絵を描いているのだ。これがEP-802Aの特長のひとつ「手書き合成シート」だ。
そのままプリントするのもいいが、手書きの文字や絵を入れるだけで写真がグンと楽しくなるのは間違いない。ひな乃ちゃんはとても楽しそうにハートマークや文字を入れていた。そして、合成された写真が出てきたときには「わぁ~」と歓声をあげて喜んだ。楽人くんも、ちょっと照れながらも顔は笑っていて、楽しそうだ。自分の描いたものがこのように合成されるのは子どもたちにはとても楽しいもののようだ。中井先生もニコニコしながらひな乃ちゃんと楽人くんの写真をプリントし、まさに家族団らんといった感じだ。
撮影から帰ってきた中井先生と楽人くんとひな乃ちゃん。一見、楽しくお絵かきしているように見えるが、写真に手書き合成で文字や絵を入れている。 |
写真を選び「手書き合成シートの印刷」を選択すると、合成用のシートがA4の紙に印刷される(上の写真参照)。ペンなどで文字や絵を書いてみよう。 |
楽人くんの作品。カシオペアの名前の由来ともなっている星マークに囲まれてカッコイイ作品に仕上がっている。 |
2人が「こんなのできたよ~」と「手書き合成シート」で作成した写真を嬉しそうに見せてくれた。 |
さらにお絵かき好きなひな乃ちゃんのために、中井先生はEP-802Aの優れた機能を活用している。それが「塗り絵印刷」だ。これはEP-802Aが読み込んだ写真を元に線状の絵に自動的に加工し、塗り絵ができるように印刷する機能だ。中井先生はひな乃ちゃんが撮った651系 特急スーパーひたちの写真をチョイスして「塗り絵印刷」を選択。すると、線画が出てくる(下の写真参照)。これをひな乃ちゃんが楽しく塗っていた。
ひな乃ちゃんが撮影した651系 特急スーパーひたちの写真 |
「塗り絵印刷」でプリントするとこのような線画になる。 |
これをひな乃ちゃんは楽しそうに塗っていた。塗り絵は子どもが大好きだが、いまは大人の余暇としても人気のある趣味だ。 |
ひな乃ちゃんがぬり絵をした作品。スーパーひたちが女の子らしい可愛らしい色彩に彩られている。 |
このように中井家ではEP-802Aを写真を楽しんだり、子どもとのコミュニケーションをとるツールとして活用している。取材していて中井先生も二人のお子さんも本当に楽しそうにEP-802Aを使っているのが印象的だった。プリンターは写真をプリントするだけの道具だと思っていたが、家族の絆を深めることもできるということを実感した1日だ。
次回は中井先生がお父さんの顔から一変、プロの鉄道写真家として作品作りを行う様子を取材する予定だ。珠玉の作品を生み出すレイルマン中井の作品作りの秘密がいま明らかになる。
「EP-802A」はL判~A4までの印刷に対応したスキャナーを内蔵した多機能プリンターだ。ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの他に、ライトシアン、ライトマゼンダの6色の染料インクを採用しており、成田エクスプレスの赤や24系や14系のボディの青20号も鮮やかに再現できる。
また、中井先生によると、プロから見ても黒の締まりがとてもよく、高品位な印刷ができるという。無線/有線LANを搭載しているため、家に複数PCがあるような場合でも家族みんなで共有することができるのが特長だ。中井家のように「手書き合成シート」や「塗り絵印刷」など、家族みんなが楽しめる機能が満載だ。
人気ブログ『1日1鉄!』より、本コンテンツのために、中井先生が特別に撮り下ろしてくださいました作品をお楽しみ下さい。
都会のネオンを受け、
金沢を目指す急行「能登」。
流し撮りするその瞬間、
その美しいフォルムに、
思わず見とれる。
この春、
いよいよ引退が決まったが、
その威厳ある姿を見れば見るほど、
この形で、この塗装で、
今まで現役として活躍してきたことが
奇跡に思える。
感謝の気持ちをこめて、
廃車までのわずかな時間を、
見守っていこう。
中井 精也(なかい せいや)
1967年10月東京生まれ。
小学校6年のときに父親からカメラをもらったのがきっかけで鉄道写真を撮り始め現在に至る。中学から大学までずーっと鉄道研究会に所属する筋金入りの鉄ちゃんでもある。大学卒業後、鉄道写真家の真島満秀氏に師事。雑誌、広告撮影のほか、テレビ出演、「JAL旬感旅行」の鉄道写真ツアー講師など幅広く活躍している。2004年春から毎日必ず一枚鉄道写真を撮影する「1日1鉄!」(ブログ)を更新中!
鉄道の旅の臨場感を感じさせる写真を撮りたいといつも考えている。
社団法人 日本写真家協会(JPS)会員
日本鉄道写真作家協会(JRPS)副会長
上野駅といえば、夜行列車の始発駅というイメージを持つひとも多い。現在、寝台特急、夜行急行合わせて5本が発着するが、2010年3月13日のダイヤ改正で「北陸」と「能登」の定期列車が廃止される。
次回はバリエーションあふれる通勤型の車輌を紹介する