2020年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に先だち、JR東日本が駅の改良工事に取り組んでいます。鉄道利用者の増加などを見越したもので、都区内では7つの駅を対象に工事を進めています。
前回の原宿駅、千駄ヶ谷駅、信濃町駅に続き、今回は有楽町駅、新橋駅、浜松町駅の工事の状況などを紹介します。(2018年5月5日撮影)
有楽町駅の状況
ウェイトリフティングなどの競技が予定されている東京国際フォーラムの最寄り駅となる山手線・京浜東北線の有楽町駅。ホームドアの増備、コンコースの新設、拡張、エレベーターの大型化に向けた工事が主に行われています。
新橋駅の状況
次は、お台場・湾岸エリア各競技会場へのアクセス路線であるゆりかもめと連絡する新橋駅。高架部分のホームは三面あり、東海道本線、山手線、京浜東北線の列車が行き交います。その三面分のホームを覆う大屋根の整備、同屋根設置に伴うホーム柱の削減や柱幅の縮小、改札内外のコンコースの拡幅などが進められています。
浜松町駅の状況
山手線と京浜東北線が終日停車する浜松町駅。羽田空港や大井エリア競技会場のアクセス線である東京モノレールの乗換駅です。ホームドアの整備、エレベーターの大型化などが行われます。
次回は、渋谷駅の線路切換工事などの様子をご紹介する予定です。