神奈川県内の鉄道駅の中から、大がかりな工事などで変化が著しい駅を中心に、1社局1駅を基本に訪ねてみることにしました。
紹介する順は、鉄道コムの名物コーナー「駅つなゲー」に沿う形で、今回は「駅名しりとり」方式でつなぎます。実際に現地を訪れた順序とは異なりますが、計13駅のしりとりができました。
まずは、相鉄本線の星川駅(横浜市保土ヶ谷区)から。
ほしかわ(星川)
連続立体交差事業が進められていた星川駅付近。2002年着工の後、2017年3月5日に同駅下り線がまず高架になりました。2018年11月24日には、上り線も高架化され、駅ホーム部の全面高架化が完成しました。構内通路や改札周辺などはなお工事が続いていますが、ホームはすっかり見違えるようになりました。
ほしかわ(星川)→わかばだい(若葉台)
若葉台駅は京王相模原線の駅で、川崎市麻生区にあります。駅の西側には、検車区と工場からなる若葉台車両基地があり、ホームから基地を一望できます。
わかばだい(若葉台)→いそご(磯子)
JR根岸線の磯子駅(横浜市磯子区)。1964年の根岸線桜木町駅以南開業時では、当駅が終点でした。駅の南側には電留線があり、磯子駅発着の列車が待機するのに主に使われています。
いそご(磯子)→ごくらくじ(極楽寺)
江ノ島電鉄の極楽寺駅(鎌倉市)。古い木造駅舎が特徴的な駅でしたが、その駅舎を残しつつ、駅のリニューアル工事が進められ、さる1月29日に、新駅舎が供用開始となりました。駅の西側には、江ノ電の車両基地にあたる極楽寺検車区があります。
ごくらくじ(極楽寺)→しもそが(下曽我)
JR御殿場線の下曽我駅(小田原市)。JR東海が管轄する在来線の駅としては最も東に位置する駅です。神奈川県内では少数派のICカードが使えない駅の一つでしたが、いよいよ3月2日に足柄~下曽我間のTOICAサービス拡大とともに、ICカード対応駅になります。
しもそが(下曽我)→かなざわはっけい(金沢八景)
横浜シーサイドラインの起点・終点、金沢八景駅(横浜市金沢区)。京急の金沢八景駅との乗り換えができる駅ですが、国道16号線などを横断する必要があり、両駅間のアクセスは決して良好とはいえませんでした。現在、横浜シーサイドラインの金沢八景駅を京急側にシフトするとともに、京急の金沢八景駅駅舎と、同駅東口などを整備する大規模な工事が進められています。
かなざわはっけい(金沢八景)→いいだおか(飯田岡)
伊豆箱根鉄道大雄山線の飯田岡駅(小田原市)。駅の近くを狩川が流れるほか、足を延ばせば、小田原フラワーガーデンなどにアクセスできます。大雄山線の駅数は12で、小田原市と南足柄市に6駅ずつあります。飯田岡駅は、小田原駅を起点に6つめの駅。北隣の相模沼田駅は南足柄市になります。
いいだおか(飯田岡)→かたせやま(片瀬山)
湘南モノレールの片瀬山駅(鎌倉市)。懸垂式モノレールの駅としては珍しく、乗降用のホームが地上に近い位置にあるのが特徴です。駅名の読みからとって、副駅名称として「勝たせ山」を用いる企画は、受験シーズン恒例になっています。この駅名標は、3月3日まで見ることができます。
かたせやま(片瀬山)→まいおか(舞岡)
横浜市営地下鉄1号線(ブルーライン)の舞岡駅(横浜市戸塚区)。1985年3月に上永谷~舞岡間が延伸した際に開業しました。当初は同線の終点となる駅でしたが、1987年5月に舞岡~戸塚間が開通し、中間駅に。2018年4月~11月の月平均の乗車人数、降車人数はともに8万人台で、横浜市営地下鉄の駅で最少です。
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