PASPY運営協議会は4日、交通系ICカード「PASPY」のサービスを終了すると発表した。
PASPYは、中国地方のバス、路面電車、新交通システムなどの交通機関で利用できるICカードシステム。2008年からサービスを展開してきたものの、今後必要となる老朽化した機器の更新費用の見込みが高額となり、システムの維持は困難という判断から、サービス終了を決定したという。
PASPYサービスは、2025年3月までに順次終了の予定。PASPY運営協議会では、払い戻しなどの取り扱いについて、詳細が決まり次第発表するとしている。