東武野田線(アーバンパークライン)の清水公園~梅郷間が3月28日、高架線に切り替わります。
清水公園~梅郷間の高架化は、愛宕駅と野田市駅付近の渋滞緩和や安全性確保、東西市街地の一体化を図る目的で、千葉県の連続立体交差事業として進められているものです。同事業が着工されたのは2008年度で、約12年かけて高架線での運行が実現することになります。
高架線への切り替えに先立って26日に報道公開された愛宕駅の新駅舎と、地上区間を走る同日の様子をご紹介します。
愛宕駅の新駅舎
愛宕駅は、高架化に伴い、3月28日に新駅舎に変わります。愛宕駅の新駅舎は、現地上ホームに並ぶように、現駅舎の西側に建設されています。
現駅舎の外観はモダンなデザインが採用されました。野田のまちを発展させた河川の交通から着想し、「江戸川の流れに高瀬舟が帆を張って未来へと進んでいくイメージ」を表現しているといいます。
1階が改札、2階がホームとシンプルな構造で、高架ホームは現在の地上と同じく対向式ホームの2面2線。各ホームへのエスカレーター・エレベーターが完備され、バリアフリーに対応しています。
(取材協力:東武鉄道)