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【開発者インタビュー】静止画も動画も妥協なし! キヤノン「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」設計の裏側を聞く

2024年7月13日(土) 鉄道コムスタッフ 西中悠基 井上拓己

鉄道ファン目線での「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」は?

インタビューでの同席はありませんでしたが、キヤノンのレンズを評価する部署には鉄道好きの方がおり、「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」にも携わっていたとのこと。この方から、「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」が有用な鉄道撮影のシチュエーションをご紹介いただきました。

まずは、24-105mmという焦点距離を持つ標準レンズでは、風景を絡めた鉄道写真の撮影などの際、画角の自由度が高いとのこと。また、開放絞り値はF2.8なので、暗い場面でもISO感度を上げずに撮影できるのもメリットだといいます。

静止画ではポートレートを想定して開発したという「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」ですが、鉄道写真撮影でも有用とのこと。こちらは焦点距離85mmで撮影した写真です
静止画ではポートレートを想定して開発したという「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」ですが、鉄道写真撮影でも有用とのこと。こちらは焦点距離85mmで撮影した写真です
こちらはテレ端の105mmで撮影した写真。「RF24-70mm F2.8 L IS USM」と同等の描写力で、レンズ交換の必要なく105mmまで撮影できるのがメリットです
こちらはテレ端の105mmで撮影した写真。「RF24-70mm F2.8 L IS USM」と同等の描写力で、レンズ交換の必要なく105mmまで撮影できるのがメリットです

また、インナーズーム方式を採用した本レンズでは、ズーミング時にバランスが崩れないのもメリットだと説明。キヤノンが発売した標準域のRFレンズは、みなズーミングで伸び縮みする製品となっています。「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」は、レンズのサイズこそ「RF24-70mm F2.8 L IS USM」などより長くなっていますが、実際の撮影時の撮りやすさでは「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」にもメリットがあると感じたといいます。

 

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