阪神の快速急行が8両化
阪神電気鉄道では、土休日に阪神本線快速急行の8両運転を開始します。
近鉄線との直通種別である快速急行は、阪神線尼崎駅から近鉄線方面の区間では最長10両で運転されていますが、阪神本線ではホーム長の関係上、これまで6両編成での運転となっており、8両編成以上では尼崎駅での連結・切り離し作業が必要となっていました。阪神では快速急行停車駅のホームを延長し、8両編成に対応する工事を進めてきました。
改正後のダイヤでは、尼崎駅での切り離し作業に要する時間を削減しており、神戸三宮~近鉄奈良間の所要時間が平均4分短縮されています。
なお、快速急行の停車駅である芦屋駅は、ホーム両側を踏み切りに挟まれているためにホーム延長工事が実施できず、8両編成が運転される土休日に限り、快速急行は通過となります。