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2021年春ダイヤ改正

2021年春ダイヤ改正で何が変わる?~東日本編~

2021年3月7日(日) 鉄道コムスタッフ

東日本の私鉄

多くの私鉄でも、JRグループと同じ3月13日に、ダイヤ改正を実施します。

東日本エリアでは、東武鉄道や小田急電鉄などが、同日にダイヤ改正を実施。京成電鉄や京浜急行電鉄なども、3月中にダイヤ改正を実施する予定です。

東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道では、会津鉄道の車両脱線事故により車両が不足していることから、快速「AIZUマウントエクスプレス」のうち、運休となっていた東武日光駅乗り入れ列車1往復を廃止に。一方、野岩鉄道と会津鉄道では、新たに「区間快速」上り1本を新設します。鬼怒川エリアの区間快速は2017年4月のダイヤ改正で廃止されていましたが、今回は会津田島~新藤原間のみながら、かつての種別が復活することとなります。

東武日光駅への乗り入れが廃止となる快速「AIZUマウントエクスプレス」
東武日光駅への乗り入れが廃止となる快速「AIZUマウントエクスプレス」

青い森鉄道では、青森駅を発着するJR大湊線直通の快速「しもきた」が廃止。同列車は八戸駅発着のみとなります。

しなの鉄道では、SR1系一般車の営業運転を開始。SR1系は、2020年にデビューした新型車両で、当初導入された車両は、リクライニングシートを備えた有料快速向けのものでした。今回営業運転を開始する車両は、普通列車に使用するもの。今回のダイヤ改正では、全列車の約3割がSR1系での運転となるということ。今後、老朽化した従来の115系を順次置き換えていくこととなります。

また、3月28日には、上田電鉄の上田~城下間が運転を再開します。この区間は、2019年の台風19号によって千曲川橋りょうが流失し、運転見合わせを余儀なくされていましたが、約1年半ぶりに運転を再開することとなります。

2019年の台風19号によって被災・流失していた千曲川橋りょう
2019年の台風19号によって被災・流失していた千曲川橋りょう
 

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