JR貨物のベテラン機関車が引退
JR貨物では、中京地区に配置していたDD51形ディーゼル機関車の運用を終了します。
かつて全国で見られたDD51形ですが、既に旅客鉄道会社では定期運用が消滅。JR貨物でも、2014年以降は関西本線系統の貨物列車のみの運用となっていました。この最後の牙城に対しても、2016年以降に電気式ディーゼル機関車のDF200形が配属されており、DD51形の置き換えが進められてきました。
JR貨物では、2021年3月のダイヤ改正プレスリリースにおいて、EF210形を11両など、機関車の増備をあわせて発表しています。2021年現在、EF64形やEF66形といった国鉄型の機関車がまだまだ活躍している同社ですが、今後、西日本エリアに留まらない、老朽化した車両の置き換えが予想されます。