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新型車両は?新線の開業は? 2022年に予定されている鉄道の動き

2022年1月1日(祝) 鉄道コムスタッフ

関東と九州で新線が開業予定

2022年には、2つの新路線の開業が予定されています。

秋ごろには、JR九州の2つ目の新幹線「西九州新幹線」が、武雄温泉~長崎間で開業します。佐賀県内での工事が進まず、在来線と新幹線を直通する「フリーゲージトレイン」の導入も断念されたことから、2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央間一部開業時と同様、武雄温泉駅で新幹線と在来線を乗り継ぐ形となります。

西九州新幹線の列車名は「かもめ」。新たに製造するN700Sにより運転されます。

西九州新幹線用のN700S(イメージ))(画像:JR九州)
西九州新幹線用のN700S(イメージ))(画像:JR九州)

また、西九州新幹線の開業にあわせ、長崎本線の肥前山口駅は「江北」(こうほく)駅に名称が変更される予定です。

同年度下期には、相模鉄道の羽沢横浜国大駅と、東急電鉄の日吉駅を結ぶ、「相鉄・東急直通線」(相鉄新横浜線・東急新横浜線)が開業します。この路線は、相鉄線と都心方面を直結する「神奈川東部方面線」として進められていた2つのルートのうちの1つ。もう1つのルートは、2019年に「相鉄・JR直通線」として開業しています。

新規開業区間の起点となる、相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅
新規開業区間の起点となる、相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅

2022年1月現在、相鉄・東急直通線開業時の運行形態については発表されていませんが、東急目黒線を介して都営地下鉄三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道方面へ直通するルートと、東急東横線を介して東京メトロ副都心線方面へと直通する2つのルートが想定されています。このうち、三田線・南北線方面では、開業時期である2022年度下期より、8両編成の運転を開始する予定。三田線では8両編成の6500形も営業運転を開始します。

相鉄・東急直通線に対応した相鉄20000系
相鉄・東急直通線に対応した相鉄20000系
 

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