2つの新駅誕生、一方で9駅が廃止に
2022年3月のダイヤ改正では、北海道と北陸エリアに新たな駅が誕生します。
JR北海道の札沼線(学園都市線)では、あいの里公園~石狩太美間に「ロイズタウン」駅が開業。菓子メーカーのロイズコンフェクトによる請願駅で、ロイズふと美工場の近隣地に設置。工場の来場者に対応します。また、同駅の開業にあわせ、石狩太美駅が「太美」駅に、石狩当別駅が「当別」駅に、それぞれ改称されます。
あいの風とやま鉄道では、富山~東富山間に「新富山口」駅が開業します。富山操車場跡地の再開発用地に隣接する駅で、同社では2018年開業の高岡やぶなみ駅開業以来、約4年ぶりの新駅となります。
また、宗谷本線の東風連駅は、ダイヤ改正にあわせて約1.6キロ移設され、名寄高校の近隣地に。あわせて駅名を「名寄高校」駅に変更します。
一方、ダイヤ改正で廃止される駅もあります。JR北海道では、函館本線の池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、石谷駅、本石倉駅、根室本線の糸魚沢駅、宗谷本線の歌内駅を廃止。JR東日本でも、北上線の平石駅、矢美津駅を廃止します。
北上線の2駅については、2016年以降、12月1日から翌年3月31日までの間を全列車通過扱いとしており、両駅は2021年11月30日が事実上の最終営業日となりました。