鉄道コム

北陸新幹線の延伸開業に「つばさ」新型デビュー、「ミニ本線」誕生も 2024年春のダイヤ改正、何が変わる?

2024年3月2日(土) 鉄道コムスタッフ

房総方面の特急に変化 「しおさい」にはE259系投入

房総方面では、東京~銚子間で「しおさい」、東京~勝浦・安房鴨川間で「わかしお」、東京~君津間で「さざなみ」が運転されています。これまでE257系500番台と255系が使われてきた各列車ですが、2024年3月のダイヤ改正では、「しおさい」へE259系を投入。255系は各列車から撤退するほか、E257系10両編成の運転もなくなります。

本改正で「しおさい」にも投入されるE259系
本改正で「しおさい」にも投入されるE259系
E257系500番台による「しおさい」4号。10両編成で走る房総特急の一つでしたが、改正後は同系列の10両編成は見られなくなります
E257系500番台による「しおさい」4号。10両編成で走る房総特急の一つでしたが、改正後は同系列の10両編成は見られなくなります

E259系は、2010年にデビューした車両。これまで定期列車ではもっぱら「成田エクスプレス」で使われてきましたが、今回の改正で、初めて他の定期列車で使用されることになります。同形式は、2023年から塗装を順次変更していました。今回の「しおさい」投入を見据えたものだったようです。

「成田エクスプレス」は、本改正で千葉駅と佐倉駅に停車する列車が増加。改正前の時点で日中は毎時1本が千葉駅に停車していた「成田エクスプレス」ですが、朝夕ラッシュ時の停車列車が増加します。

加えて、他の首都圏在来線特急より割高な料金(A特急料金)が適用されてきた「成田エクスプレス」ですが、改正後は、空港第2ビル・成田空港の両駅発着でない利用時において、房総方面の特急列車と同じ料金が適用されます。なお、「成田エクスプレス」はこれまで中央線でも運転されてきましたが、E259系を「しおさい」に投入する分の車両を確保するためか、本改正で中央線乗り入れは廃止となります。

このほか、「しおさい」「わかしお」「さざなみ」(臨時列車の「新宿わかしお」「新宿さざなみ」を含む)は、本改正にあわせて全車指定席に変更されます。首都圏のJR東日本在来線では、この3列車が自由席つきで運転していた最後の特急でした。

本改正で定期列車から撤退する255系は、今後は臨時列車中心の運転となります。改正以降も全く運用がなくなるわけではなく、臨時列車「新宿さざなみ」は、E257系500番台または255系での運転と発表されています。

定期列車からの撤退が発表されていた255系
定期列車からの撤退が発表されていた255系

ここまでが公式に発表された改正内容でしたが、2月に公開されたダイヤ改正後の時刻表では、一部の「わかしお」「さざなみ」で255系が残存することが判明されています。

JR東日本千葉支社によると、これは特急列車の全車指定席化に絡むもの。座席の変更直後は、自由席を連結していると思い込んで乗車する利用者が多発すれば、E257系5両編成では座席が足りなくなる事態が想定されます。そのため、9両編成と座席数に余裕のある255系を活用することで、混乱を防ぐ狙いだといいます。現時点では、255系は6月末まで定期列車での運用が続くようです。

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道コムおすすめ情報

画像

特急「サザン」に新車導入

南海が中期経営計画で発表。2027年度以降に導入を予定。高野線の観光特急も2026年春登場。

画像

新京成線改め「松戸線」誕生

新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併され、新京成線は「京成松戸線」に。記念式典も開催されました。

画像

【PR】「リセマラ」推奨⁉ のデジタルスタンプラリー

ランダム性が楽しい若桜鉄道のスタンプラリー。豪華な賞品もある企画を体験しました。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。