JR東日本でまさかの「スーパーな特急」復活
秋田~青森間を走る奥羽本線の特急「つがる」では、本改正で1往復が「スーパーつがる」に名を改めます。
「スーパーつがる」では、停車駅を「つがる」より削減。八郎潟駅や浪岡駅など5駅が通過となり、秋田~青森間では所要時間が最大14分短縮されます。本数は、1・2号の1日1往復。この列車の設定にあわせ、これまで1~6号として運転してきた「つがる」は、改正後は41~44号に号数が改められます。
列車名の「スーパー」は、通常版の列車よりも停車駅を絞ったり、あるいは新型車両を使用する列車に使われてきました。かつてのJRグループでは、JR東海とJR四国を除いた各社が使用していましたが、さらなる新型車両の導入などによって次第に減少。JRグループでは、現在(改正前)はJR西日本管内の4列車のみとなっています。JR東日本では、2018年の「スーパーあずさ」廃止(「あずさ」への統合)によって消滅した「スーパー〇〇」ですが、今回異例の復活となっています。