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新幹線延伸や新型車のデビュー、そして消えた車両や社名も 鉄道業界の2024年を振り返る

2024年12月14日(土) 鉄道コムスタッフ

歴史ある社名が消滅 3社が社名変更した2024年

2024年には、3つの鉄道事業者が社名を変更しました。

4月1日には、箱根登山鉄道が、小田急箱根ホールディングスや箱根観光船などを吸収合併し、あわせて社名を「小田急箱根」に変更しました。小田急グループにおける箱根周辺事業の組織再編が理由で、1928年に誕生した箱根登山鉄道という社名は消滅しました。なお、箱根登山電車や箱根登山ケーブルカーといった愛称は、社名変更以降も引き続き使用されています。

箱根登山電車の車両。この路線の運営会社の名前は、2024年4月1日に、箱根登山鉄道から小田急箱根に変わっています
箱根登山電車の車両。この路線の運営会社の名前は、2024年4月1日に、箱根登山鉄道から小田急箱根に変わっています

10月1日には、東海交通事業が「JR東海交通事業」に社名を変更しました。同社は、勝川~枇杷島間の城北線を運行するほか、JR東海から駅業務などを受託している会社。JRグループの一員であることを示すため、社名変更に至ったとしています。

城北線の列車。同線の運営会社は、10月1日にJR東海交通事業へ改称しました
城北線の列車。同線の運営会社は、10月1日にJR東海交通事業へ改称しました

このほか、六甲山のケーブルカー「六甲ケーブル」を運行していた六甲山観光も、4月1日に社名を「神戸六甲鉄道」に変更しました。なお、六甲ケーブルでは、同日に「上下分離方式」を導入し、車両や施設は親会社である阪神電気鉄道の所有となっています。

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