鉄道コム

2022年春ダイヤ改正で何が変わる?~東日本編~

2022年3月6日(日) 鉄道コムスタッフ

列車削減や運用縮小が目立つ首都圏JR路線

2020年から続く新型コロナウィルス感染拡大の影響や、これにともなうテレワーク等の普及により、鉄道利用者の減少が続いています。鉄道各社では列車本数を減らす傾向にあり、これは首都圏のJR路線でも同様です。

朝通勤時間帯では、ほとんどの首都圏JR路線で列車本数が減少。山手線、中央快速線、常磐線、京葉線では、日中時間帯の運転本数も削減されます。

列車が削減される山手線
列車が削減される山手線

また、総武快速線では、通勤時間帯に運転されていた「通勤快速」が快速列車へ格下げに。「通勤快速」は東海道線や宇都宮線、高崎線でも2021年に廃止されており、近郊型タイプの車両による「通勤快速」は、今改正をもって消滅となります。

常磐線では、品川~上野~土浦間で運転されている「特別快速」が大幅に削減。これまで日中時間帯に6往復が運転されていましたが、改正後は朝夕の2往復のみとなります。また、普通列車は土浦駅で系統分離され、日中時間帯は同駅での乗換が必要となります。

一方、削減された「特別快速」のダイヤを活用し、常磐線の上野東京ライン直通列車は増加。上野駅と土浦駅基準で10時~14時台に発車する取手以北直通の列車は、全て品川駅発着となります。

上野東京ラインへの直通普通列車が拡大される常磐線
上野東京ラインへの直通普通列車が拡大される常磐線

このほか、八高線・川越線ではワンマン運転を開始。これにあわせて、朝夕に運転されていた八高線と中央快速線の直通列車は、運転を取り止めます。

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。