信越・東北エリアも削減傾向に
首都圏同様に、信越エリアや東北エリアでも列車削減の傾向が見られます。
信越エリアでは、朝晩に新潟~直江津間で運転されていた快速「信越」が廃止に。「信越」は、ホームライナーの「らくらくトレイン信越」と快速「おはよう信越」を統合して2021年3月に運転を開始した列車でしたが、わずか1年での運転終了となりました。ダイヤ改正以降、長岡~直江津間ではE129系による無名の快速列車が「信越」の後を引き継ぎます。
また、羽越本線の特急「いなほ」は、秋田駅まで乗り入れる3往復のうち、1往復が酒田~秋田間で臨時列車に。別の1往復では、グリーン車つきのE653系7両編成から、グリーン車なしのE653系4両編成へと、使用車両が変更されます。
信越エリアと東北エリアにまたがる磐越西線では、新潟~会津若松間の快速「あがの」が廃止に。ダイヤ改正以降、磐越西線会津若松以西の優等列車は、「SLばんえつ物語」などの臨時列車のみとなります。
磐越西線ではこのほか、喜多方~会津若松間での電車列車の運転を終了。喜多方~会津若松~郡山間の通し運転は消滅し、東西区間をまたがる乗車時には会津若松駅での乗換が必要となります。