相鉄・東急直通線がいよいよ開業
3月18日には、相鉄・東急直通線がいよいよ開業します。
相鉄・東急直通線は、「神奈川東部方面線」の一つとして建設が進められていた路線です。2019年開業の相鉄・JR直通線とともに、相鉄と都心方面を結ぶ路線としての役割が期待されています。
路線名は、羽沢横浜国大~新横浜間が相鉄新横浜線、新横浜~日吉間が東急新横浜線。いずれも相鉄線や東急東横線・目黒線と直通運転を実施し、日中は東急新横浜線で毎時6本、相鉄新横浜線で毎時4本の運転です。
新線の開業にあわせ、関係各社ではダイヤ改正も実施します。
相鉄では、東急直通列車の新設にあわせ、横浜~西谷間の区間運転列車を設定。西谷駅で直通線の列車と接続することで、横浜方面の利便性を確保します。また、かつては相鉄の最速達種別だった急行は、このダイヤ改正で消滅。これにより、西谷駅は全ての列車が停車する駅となります。
東急東横線では、渋谷方面~相鉄方面の急行列車を毎時2本運転。日中は増発ですが、ラッシュ時はおもに渋谷~菊名間の各駅停車を振り替える形で設定しています。また、目黒線の朝ラッシュでは、各駅停車の急行待避駅を奥沢駅に変更し、急行列車の所要時間を短縮します。
このほか、ダイヤ改正にあわせて、東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線は、全列車がワンマン運転に。これを控えて、3月6日以降、駅のスピーカーから流れていた各駅の発車メロディや発車ベルが、車両スピーカーからの発車サイン音に、順次変更されています。