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新幹線開業に新型車両の登場など 鉄道開業150周年を迎えた2022年を振り返る

2022年12月30日(金) 鉄道コムスタッフ

東日本の新幹線が周年を迎えた「新幹線イヤー」 東海道・山陽新幹線も記念の年に

2022年における新幹線の一番の話題といえば西九州新幹線ですが、JR東日本でもさまざまな企画が実施されていました。

節目の年「新幹線イヤー」となったJR東日本の新幹線
節目の年「新幹線イヤー」となったJR東日本の新幹線

2022年は、東北・上越新幹線開業40周年、秋田新幹線25周年など、同社が運行する5方面の新幹線で周年が重なる「新幹線イヤー」です。5年おきにこの周年イベントを開催している同社。今回は200系リバイバルカラーの車両が登場するなど、コロナ禍にもかかわらず、5年前や10年前以上に多彩な企画が開催されました。

200系リバイバルカラーとなったE2系J66編成(スタンプマニアさんの鉄道コム投稿写真)
200系リバイバルカラーとなったE2系J66編成(スタンプマニアさんの鉄道コム投稿写真)

古今東西、さまざまな車両で実施されてきたリバイバル塗装。別形式のデザインをリバイバル塗装としてまとうのは、新幹線では意外にも今回が始めて。200系カラーとなったE2系は、その懐かしい外観だけでなく、車内放送時に使用するチャイムも、東北・上越新幹線開業時の「ふるさとチャイム」を復刻しています。

これに加えて、7月と11月には、東北・上越新幹線のツアー列車に接続する「新幹線リレー号」が、こちらも団体臨時列車として運転されました。使用されたのは、かつて新幹線リレー号で使われていた185系。7月の運転時は「踊り子」塗装でしたが、11月には新幹線リレー号用車両の塗装が復刻され、ファンを湧かせました。

塗装もリバイバルされた185系「新幹線リレー号」(Shun-Hayabusaさんの鉄道コム投稿写真)
塗装もリバイバルされた185系「新幹線リレー号」(Shun-Hayabusaさんの鉄道コム投稿写真)

JR東日本の新幹線イヤーとは無関係ですが、2022年は東海道新幹線の「のぞみ」運転開始30周年、山陽新幹線岡山開業50周年と、JR東海・西日本の新幹線も節目の年。こちらでも、記念グッズの販売やイベント列車の運転、「のぞみ」1両を貸切できるイベントなど、さまざまな企画が展開されました。

こちらも節目の年となった東海道新幹線「のぞみ」
こちらも節目の年となった東海道新幹線「のぞみ」

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