ついに開業、幕張豊砂駅
JR東日本では、ダイヤ改正にあわせ、2つの新駅を開業します。
京葉線の新習志野~海浜幕張間に開業するのは、「幕張豊砂」(まくはりとよすな)駅。日本最大級の規模を誇る「イオンモール幕張新都心」の目の前に設置される駅で、これまで公共交通機関はバスのみだったモールへのアクセス性が向上します。
駅は2面2線構造ですが、下り線が1階、上り線が2階という、2階建ての構造です。これは、京葉線がもとは貨物線として計画されていたことに由来します。貨物線としての計画では、このイオンモールが立つ場所には貨物駅が設けられる計画で、貨物駅へ向かう線路と本線が平面交差しないよう、上り線のみが高架とされたのです。
田沢湖線では、盛岡~大釜間に「前潟」(まえがた)駅が開業。こちらも「イオンモール盛岡」の近隣に設置されます。
一方で、廃止となる駅も。JR北海道では、日高本線の浜田浦駅を廃止。JR東日本では、山田線の平津戸駅を廃止します。平津戸駅は、2022年3月のダイヤ改正以降、全列車が通過扱いとなっていた駅。事実上は1年前に営業を終了していたこととなります。
【3月17日追記:記事表記を一部修正しました】