JR東海の国鉄型気動車が消滅
2016年3月のダイヤ改正に伴い、JR東海の紀勢本線や参宮線を走る国鉄型気動車キハ40系が引退し、JR東海の国鉄型気動車が消滅する。
キハ40系は、1977年に製造が始まった一般型気動車。1982年までに888両が造られ、JR発足後も各社に継承、運用されてきた。JR東海管内では、2015年3月のダイヤ改正により、太多線からキハ11形とともにキハ40系が定期列車から退き、同6月30日には、高山本線、太多線でのキハ40系の営業運転が終了。その後、他線区で運転していた分を含め、順次ミャンマーに譲渡されている。
JR東海で、キハ40系を運用している線区は、紀勢本線の亀山~多気間と、参宮線のみ。同社では、キハ40系に代えて、キハ25形とキハ75形の導入を進めており、残る線区での運転は、2016年3月のダイヤ改正をもって終了となる。JR東海管内の気動車は、すべてJR発足後に製造した車両になり、国鉄型気動車はすべて消滅。国鉄型気動車が全廃するのは、JRグループ各社の中で、同社が最初となる。
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