名松線が運転再開、6年半ぶり全線運転に
2016年3月26日(土)、2009年の台風18号の影響で一部区間が不通となっていた名松線が全線で運転を再開する。
運転を再開するのは、名松線の家城~伊勢奥津間(17.7キロ)。2009年10月8日の台風18号により、土砂や樹木の流入のほか、盛土や道床の流失など、線路設備に大きな被害を受けた。被災後は、バスによる代行輸送が行われている。JR東海は、家城~伊勢奥津間の廃止とバス輸送への転換を自治体に提案したが、全面復旧を望む沿線住民が署名活動を行った結果、2011年5月に三重県、津市、JR東海が整備費を分担することで協定を締結。治山や水路整備とその維持管理を自治体、鉄道の復旧をJR東海が行うことになり、2013年5月から復旧工事が始まった。2015年度中の運転再開に向け、工事が進められ、ダイヤ改正日にあたる2016年3月26日に同区間が復旧。被災から約6年半を経て、名松線全線の運行が再開される。
関連するブログ
該当するブログ記事はありません
関連する動画
該当する動画はありません