留萌本線の留萌~増毛間が廃止
2016年度中に、留萌本線の留萌~増毛間(16.7キロ)が廃止される。
留萌本線は、1921年に開業した深川~増毛間(66.8キロ)の路線。2014年度の同区間の利用客数は、1日平均39人で、JR北海道が発足した1987年度の同480人に比べ、12分の1以下に減少。2013年度は、年間約1億6000万円以上の赤字を計上している。
留萌~増毛間では自然災害が多く、2005年3月、2012年3月には列車脱線事故があり、2015年の冬期には、雪崩の危険があるとして、約2か月間、同区間の運転を取りやめていた。留萌~増毛間の現在の1日の運転本数は上り7本、下り6本の合計13本。並行する路線バスは22本運行している。
JR北海道の路線としては、2014年5月の江差線木古内~江差間、2016年3月の江差線木古内~五稜郭間に次ぐ廃止となる。
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