若松線で架線式蓄電池電車がデビュー
2016年秋、若松線で架線式蓄電池電車の営業運転が開始する。交流電化方式での蓄電池電車の実用化は国内初となる。
若松線の蓄電池電車は、非電化区間を蓄電池で走行できる国内初の交流型蓄電池電車。交流電力を変換する装置と、リチウムイオンの大容量高電圧の蓄電池を搭載し、非電化区間と交流電化区間の直通運転が可能となる。電化区間では架線からの電気で走行し、走行中・停車中に充電。非電化区間ではパンタグラフを下げ、蓄電池の電力により走行、ブレーキをかけた際の回生エネルギーで充電する。
JR九州は、近郊型交流電車817系を改造した蓄電池電車を試作し、2013年から香椎線、若松線、日田彦山線などの非電化区間で、実用化のための試験走行を行っていた。
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